鈴海のサイトを訪問頂きありがとうございます。
今日は「独り言」です…
フランスでの運転免許証の切り替え手続きのストレスを、訪問いただいている方に「独り言」しようかと思います。
まず、結論から言いますと…
なんと仮免許証の有効期限が過ぎてもまだ正式な免許証が届いておりません!
日本の運転免許証の原本は回収されてしまっているので手元にありません!
日本の運転免許証がないので、国際免許証も効力がありません。
運転できません!
鈴海はフランスで必要に迫られ、日本の免許証からフランスの免許証に切り替える手続きをしていました。
作業の開始は2017年の10月下旬です。
今日は2018年3月23日ですので、既に5ヶ月が経過しようとしています。
海外での様々な手続きはほとんど初めてのことばかり。
右も左もわからない、あげくにフランス語がわからない…そんな鈴海なんですが…
当然のようにフランス語の話せる方にお願いして、手続きをするために一緒についてきてもらっています。
こちらでの生活を助けてくださっている方々にはいつも感謝です!!
手続きをした日に仮免が発行され、その有効期限は3ヶ月でした。
さっきも書きましたが既に5ヶ月が経過しようとしています。
いよいよ3ヶ月が経過して仮免が失効してしまったので、手続きをお願いした最寄りの県庁へ「正式免許がまだ届いていないよ」と言いに行ったんです。
もちろんフランス語を話せるお友達に一緒に来てもらいました。
すると、「処理が遅れているみたいです。」と…
…いやいや、いいんですけどね… 処理が遅れているのはわかりました…
いったいどれくらい遅れてるの?
「仮免が失効してるんですよ!」焦った鈴海は「仮免の有効期限を伸ばせませんか?」と聞いてもらいました。
県庁の職員さん:「免許証のことは別の場所(他の庁舎で、だいぶ遠い街でした)で作業されているので、ここではわかりません。」とのこと。
県庁の職員さん:「有効期限も勝手に書き換えられません。」と。
はぁ、まあわかりますけどね。そりゃあ勝手に書き換えていいんだったら誰だってやってますよきっと。
でもね、鈴海の仮免は事実「失効」しているんです!
車に乗れないということです!!
いや、鈴海は車に乗って、運転もできますが、法規上やってはいけない行為です。
無免許運転ですもんね。鈴海にはそんな勇気はありません。
選択の余地はなく、おとなしく「運転しない」です。
じゃあ、いったい いつ届くの?
フランス語が話せるお友達に、あれこれと県庁の職員さんに質問してもらったところ、2018年2月下旬の段階で「12週間の遅れ」だと…
「え?」ですよね。
県庁の職員さん:「12週間分の処理が遅れているようです。」
鈴海:「…え?」
鈴海:「 … … いつごろ届くのでしょうか?」
県庁の職員さん:「さあ…こちらではわかりません。ただ、こちらでの処理は終わっていて、あとは向こう(実際に作業するお役所)の作業の進み方次第ですね。」
本当に「え?」です。
現在はフランス国内でもフランス人の免許証の切り替え作業があるらしく、またその運転免許証にかかる手続き窓口の変更、それに伴う公務員さんの業務変更で「てんやわんや」らしいのです。
ものすごい人数が鈴海と同じような状態になっているらしいのです。
そして、実際にいつ届くのか、誰にもわからないようです…チーン…
どうだといいんだ?
日本の免許証をフランスの免許証に切り替えるためには、「日本の免許証の提出」が必要でした。
それと引き換えに「フランスの仮免許証」をもらうことになるのです。
…ということは、免許証の更新作業中は仮免許証しかない状態になります。
この期間中に日本に帰国する必要がある場合、どうなるかというと…
答えは「運転できません!」
「日本の正式な免許証」が手元にある場合、日本に帰ってもそれは有効です。
堂々と運転してください!
しかし、この「免許証切り替え手続き中」の「日本の正式な免許証」が手元にない場合、どうにもなりません…残念!
「仮免があればなんとかなる」と思った方、残念です。
あなたは運転できません!
「フランスの正式な免許証」を持っている場合、JAF(日本自動車連盟)に申請して日本語翻訳を作成してもらうことができます。
その「フランスの免許証の日本語翻訳」は一時帰国等による日本入国後1年間、フランスの運転免許証とその日本語翻訳を携帯して運転することができます。
フランスの免許証とその日本語翻訳を持って、堂々と運転してください!
では、仮免状態だとどうなのか
同じような境遇の方がいまして、「フランスでの免許証が仮免状態で日本への帰国が必要になった」その方のお話では、
「(フランスでの)仮免許中は日本語翻訳を作成することができません」というのがJAF(日本自動車連盟)の答えだったようです。
結局、日本語翻訳を作成してもらえないので運転できないということです。
おいおい、どうなってるんだ?
これは大問題だろ!
フランスでは「日本の正式免許証」を提出させられ、日本(JAF)では「フランスの仮免は翻訳できない」。
この状態はフランス国内において「軟禁(運転できない)」、日本国内において「国際免許を持たない人扱い」…
本気で困ってる人がたくさんいるんだと思います。
事務処理が遅くなるなら、「仮免の有効期間は正式なものが届くまで自動的に延長されます」とか、そういった処置があってもいいんじゃないかな?
「有効な免許証(日本のやつ)」を回収して、仮免発行して、「有効期間切れ」になっても正式免許をくれない。
これって問題でしょ?
たぶん似たようなことで困っている人がたくさんいると思う。
独り言の総括
2018年2月~3月で免許証の切り替え検討をしているなら、
- フランスでの免許切り替え作業は注意!
- しばらくは運転できないことを覚悟しろ!
- いつ届くのか?という疑問は愚問!!
- 日本でさえ状況を説明してもわかってもらえない「手続き」あれこれ!!
- 世界はつながっていない
ちなみに鈴海はフランスでは車通勤ですので、会社に連れて行ってくれる人を探し回っています…
コメント
こんばんは!
ブログ拝見させていただきました。実は、私と同じ時期に運転免許の申請されていますね。あれから正式な免許証は届きましたか?
私は、去年の2月に申請して、未だに正式な物が届いていません。実は、住まいがドローム県なのですが、県庁へ行くとナントが一括で管轄するようになったから、直接ナントへ申請書類を送るよに言われました。しかし、私の友人は同じ県庁で申請しているんですよね。私の書類がどうなっているのかナントヘ連絡するも繋がらず、メールも返信なし。苦情の手紙を送ってやっと、日本のオリジナル免許を送るようにと進展がありました。直ぐに送って既に2ヶ月が経っています。
本当にフランスの行政の容量の悪さ、不親切さにイライラさせられます。
Coco様
コメントありがとうございます。
鈴海は正式な免許証を受け取ることができました。
フランスの行政手続きはとにかく時間がかかりますね。
昨年の2月に申請されたのに、まだ正式なものが届いていないというのは異常ですね…
フランス人に言わせても、役所の仕事はなってない! と言っていましたが、さすがに1年以上もとなると「こんなもんだ」では済まされないですよね。
鈴海と同じ時期に申請して、まだ正式な免許証が来ていない人もいます。
このばらつきも、どういう順序で作業されているのか、全くわからないです。
とにかく、Cocoさんの運転免許証、早く来るといいですね。
こんばんは!鈴海さんは正式な免許証を受け取る事が出来たのですね!!おめでとうございます^_^
あと、すみません。私去年の2月って記入していたようでしたが、今年の2月です。仮免許が届くまで6ヶ月かかり、日本の免許証を送って只今、3ヶ月目になります。毎回何かの手続きの度に書類を失くされるのでまた失くされてないか不安です。
電話も勿論繋がらないので、手紙を書こうかと思っています。
フランスの行政システムなんとかしてほしいものですね…。
Coco様
ありがとうございます。
鈴海は免許証を受け取り、車通勤できています。
免許をフランスのものに更新する際に日本の免許証の提出があり、それが戻ってこないというタイミングでの更新作業でした。
日本に帰国した際には日本の免許証がない状態ですのでこれもまた困ったことです…
Cocoさんの免許手続きが無事に終わるといいですね。
フランスの行政システム、おっしゃる通り何とかしてほしいです。
たぶんVISAの更新の際も、また何かひと騒動あるんだろうなと今から思っています。