「格安Simを使いたい!」、「海外旅行が多い!」 だったらやっておきたい【iPhoneのSimFree化】

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こんにちは、鈴海です。

今回は鈴海が使っている「 iPhone7のSimFree化 」について紹介しようと思います。

 

鈴海は今日現在フランスに滞在しておりますが、携帯電話は日本にいるときにSoftBankで購入したiPhone7をSimFree化して使用しております。

海外への滞在が長期になりますと、各キャリアが紹介している「海外ローミング」みたいなやつだと非常にコストがかかります。

すごく短期的な旅行の際には「海外ローミング」なども非常に便利かもしれませんが、キャリアによってはなかなかの高額になりますので、通信手段としては他の方法を検討することも必要になると思います。

 

コストを抑えるなら、例えばWifiルーターをレンタルしてみるとか。

それでも千円に近い数百円の金額を毎日払うのはちょっと…ですよね。

それに、例えば毎回毎回Wifiルーターの電源を入れ、バッテリーを確認し、接続を確認し…みたいな作業って正直億劫ですよね。

割り切っていければいいのですが、外出の際は携帯電話の他に必ずWifiルーターを持ち歩く必要もあります。

Wifiルーターにもいろんなサイズがあって、重量もそれなり。

気にならない人もいるかもしれませんが、鈴海はそんな環境を何度か経験し、結局、一つなら楽なのに…という結果に至りました。

 

1~2週間用の使い切りの海外旅行用Simも日本では簡単に手に入りますし、色んな方法があると思います。

海外旅行用のSimはアクティベートした時から使用期間のカウントダウンが始まりますので、場合によっては2枚購入して…というのも一つの手段になるかもしれません。

 

2週間以上の滞在をご検討であれば現地でSimを購入して使用できる環境が一番コストを抑えられるのではないでしょうか。

 

例えばフランスの場合、「Free」という携帯会社のサービスが非常に安価で済みます。

多分フランス国内最強のコストパフォーマンスだと思います。

継続使用の場合、初回Sim購入時は29.99€、次月からは月々19.99€。(@133円/€ 29.99€→3,989円、19.99€→2,659円)

※携帯キャリア「Free」についてはまた改めて記事を書きますね。

 

そうはいっても、自分が使用している携帯端末自体が SimFree ではないという方もいらっしゃると思いますので、今回は鈴海が実際にiPhone7のSimFree化をどのようにして行ったかを紹介したいと思います。 

鈴海が使用している端末について

鈴海の使用している携帯端末は iPhone7 ですので、メーカーは言わずと知れた Apple です。

鈴海はフランスへ渡航する前から日本で iPhone7 を使用しておりましたが、キャリア契約は SoftBank でした。

なんで数あるキャリアの中から SoftBank を選んだかといいますと、上戸彩ちゃん が気になったから… というのはどうでもいい話ですネ… すみません…

 

なぜSimFree化する必要があったのか

冒頭でも書きましたが、フランス滞在が長くなるので現地の格安Simを使って通信コストを抑えたかったからです。

でも鈴海の携帯端末は「Simロック」されていたので、フランスの格安Simがすぐに使えないという問題がありました。

そこで、キャリアが SoftBank の iPhone7 のSimFree化に踏み切ったわけです。

 

「Simロック」とは

キャリア(DocomoとかauとかSoftBankなどの通信業者さん)で購入したiPhoneやスマホは、「Simロック」されています。

これは、購入したキャリア以外の「Simカード」が使えないように制限されているということです。

どんな目的なんだろう…多分、お客さんに逃げられないようにしてるんだと思います。

「〇〇年縛り」などという言葉を聞きますが、「〇〇年うちを使用してくれたら割引しますよー」とか、「〇〇年以下で解約する場合は解約手数料をたくさん(語弊があるか…)取りますよー」みたいなアレです。

でも、そのキャリアで買った携帯電話、ある一定の条件が満たされると「Simロック解除」ができるようになります。

そうするとどんなことができるようになるかというと、格安Simや海外Simの使用が可能になるんです。

キャリアに縛られることなく、好きなSimを使うことができるようになるということですね。

iPhoneの場合、Appleストアで購入したものははじめからSimFreeになっていて「Simロックの無い状態」で販売されています。

 

「格安Sim」とは何か

例えば月額980円とか、キャリアで契約したときの値段と比較すると「えー」みたいな価格で提供されている通信Simです。

格安Simの種類も今はものすごく豊富になってきましたね。

 

各社さん、通信プランや価格に様々な魅力をお持ちです。

 

この格安Simですが、データ通信だけとか通話だけとか様々な制限があるものが多いです。格安たらしめる要素がそこにはあるということですね。

 

鈴海の場合、もともとのキャリアがSoftBankでしたので、SoftBankのiPhoneという条件で話を進めていきたいと思います。

 

では早速、その手順について説明しようと思いますが、その前にSimFree化する際に注意が必要なポイントがあります。

このポイントは重要ですので、作業前に必ず確認してください!

 

SimFree化する際に注意が必要なポイント

Simロック解除ができるiPhoneとできないiPhoneがある!

 

SimFreeiPhoneに生まれ変わることができるiPhone 3つの条件

  1. 2015年5月以降に発売された機種であること
  2. Simロック機能を搭載した機種であること
    iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE、iPhone 6s、iPhone 6s Plus(2017年12月時点)
  3. 端末の購入日から101日目以降であること

追加しておきたい注意点
一部のキャンペーンで購入した端末や分割払いが残っているものはできないらしいですので合わせて注意です。

あとは「対象製品を契約していた本人のみ」がSimロック解除の権利があるらしいです。

詳しい条件は SoftBankさんの手続きページ を見たほうが早いですよね…

 

実際の作業に入る前に、作業手順だけまとめておきますと…

 

実際の作業手順のまとめ

作業1:必要なものを準備する

SimFree化したい対象の携帯端末

その端末のIMEI番号(製造番号)

他社のSimカード

Simを抜くピン(確かiPhoneの箱に入っていたはず)

作業2:対象端末の操作

IMEI番号(製造番号)を調べる

iPhoneの操作:設定 → 一般 → 情報 の順にタップしていくと、IMEI番号(製造番号)が出てきます。

 

あるいはもう一つの方法として「電話」ツールの「キーパッド」からからあるコードを入力すると「IMEI番号」を調べることができます。

そのコードとは→ 『 *#06# 』 です。

15桁の数字が出てくると思います。それがIMEI番号です。

 

作業3:Webサイト側の操作

My SoftBank にアクセス→契約確認→Simロック解除対象機種の手続き → IMEI番号(製造番号)の入力→ロック解除の申請

 

My SoftBank にログインした状態

 

契約確認に進む

契約の確認に進むと「SIMロック解除手続き」のメニューが出ます。

 

そしたら先程確認した「IMEI番号」を入力してちょいちょいと進みますと…

下のような画面が出ます(出るはず)

 

「解除手続きする」のボタンを押しましょう。

 

すると、また以下のような画面が出ます。

え?まだ?…

あとは作業4に進みます。

 

作業4:対象端末の作業

今入っているSimを抜いて、使おうとしている新しいSim(作業1で準備した他社のSim)を入れる → アクティベートする

 

はい、以上で作業が完了しました。

一緒にやってみた方、うまくできましたでしょうか?

実際の作業をしているときにキャプチャしていませんでしたので(ブログも未開設でした…汗)、こんな感じでしたーみたいになってしまいましたが…

 

想像以上に簡単だったと思います。

対象端末にも特に変化はありません。

 

 

それでは、SimFree化したiPhoneを存分にお楽しみください。

 

いいなと思うところ

使い慣れた iPhone7 が SimFree になったおかげで、フランス「Free」社の格安Simを使用することができ、通信料金を抑えることができました。

フランス現地Sim 月々の発生費用 = 19.99€(2,659円/月 @133円/€で計算)

また、フランスに滞在しながらも国外出張もありますので、まあ、どこに行かされても現地Simが使用可能になりました。

もちろん、日本に帰ってからも格安Simを使用することができます。

※鈴海の場合、SoftBank の契約は残したままですので、日本に行っても使えますが…(結局、最低限のお金を払ってSoftBankの契約を維持しています…)

 

「んー…」と思うところ

・SimFreeとは関係ありませんが、フランスの現地Simを使用している間、SoftBankのSimは取り外してしまっていますので、なくさないように保管して置かなければいけません。

取り外したSimは NanoSim なので非常に小さく、なくしてしまいそうで不安になります。

・これは贅沢なことかもしれませんが、iPhone7 が Dual-Sim仕様があったらいいなと思いますね。

日本からの電話はほぼ皆無です(鈴海の場合、基本的に通話はLineかSkypeを使用していますので電話回線からの着信はありません)が、日本の銀行や公共機関などから万が一電話がかかって来ることがある場合、Sim間で転送できるともっと便利なんだろうなと思います。

 

結果的にはどうなのかというところ

使い勝手は慣れ親しんだiPhoneですので使用感に対して特に変わりはありません。

もしあなたがiPhoneをお持ちなら、使う使わないは別としてSimFree化しておいてもいいと思います。

 

”鈴海的おすすめ度” はいかほどか

超良い

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